* 記事
円高 長引く観測 中長期の欧州不安残る 逃避マネー流入
米債務問題 打開見えず
円高に抵抗力 株価堅調 生産回復の効果も
[日本経済新聞,総合面]
コメント:震災の被害が長く尾を引いている日本だが、
米国や欧州は、もっと根本的な問題を抱えている。
あす地デジ移行 空き周波数 利用に課題
携帯向け新放送 ソフト業者未定
次世代交通システム 実現メド立たず
[日本経済新聞,総合面]
コメント:震災の被害にあった東北地方の一部の県を除き、
2011年7月24日(日曜)の正午で、アナログ方式のTV放送が終了する。
既に始まっていた地上波デジタル方式の放送に完全移行することになるが、
従来のアナログ放送で使用していたVHFの周波数帯域を今後、どのように
使うか、メドが立っていない。新しい通信技術によって帯域の効率よい利用が
望まれるところであるが、定期的な周波数の入札制度などを導入しない限りは、
帯域を利用する権利が固定化してしまうので、決めるのも難しいところ。
大和、2子会社合併 個人・法人、来年4月めど
重複部門を統合
[日本経済新聞,経済1面]
コメント:大和証券が、元々、個人部門と法人部門に分かれたのは、
住友銀行(当時)との提携(実質的には住友銀行による支援か)をする際に、
住友銀行側が、法人部門以外に出資することを嫌ったため。
そのため、当時としてはまだ比較的珍しかった、グループ本社制を取り入れて、
間接部門や不動産等の資産を分離する試みも行われた。
住友銀行(現在は、三井住友FG)との関係が切れたことで、
子会社を合併するのは自然な流れかもしれない。
復興財源、携帯電話でも 経財相、増税対象に言及
[日本経済新聞,経済2面]
コメント:与謝野 経済財務担当大臣のテレビ番組での発言。
取れそうなところから取るということか。
グーグルはSNS、アップルはクラウド参入
すみ分け乱れ、米IT混戦
[日本経済新聞,国際2面]
コメント:Googleは、「Google +」(グーグル・プラス)のサービス開始が、
インパクトあり。
米飲料大手、相次ぎ値上げへ
[日本経済新聞,国際2面]
コメント:コカコーラとペプシコ、原材料のコスト上昇に伴う値上げ。
凸版、出版印刷を再編 50億円投資 川口に新ライン
[日本経済新聞,企業2面]
コメント:凸版印刷の本流の事業を、川口の工場に集約させるとのこと。
従来、情報出版を担ってきた板橋の工場は、今後は、電子書籍用拠点として強化するとのこと。
外国人株主比率が上昇した割安銘柄 不動産や食品、上位に 中小型株を物色
[日本経済新聞,マーケット総合2面]
コメント:食品では、日本ハム、ニチレイなど。製造業では、グローリー。
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コメント:「モノを売るのは相手の幸福のため」。確かにその通り。
とすると、「お願いするな」の原則は、営業だけでなく、いろいろな他のものにも適用できる。