* 記事
次世代スパコン開発へ 速度、世界一「京」の100倍
文科省 省エネ技術を後押し
[日本経済新聞,企業総合面]
コメント:民主党政権発足後、政府の「事業仕分け」で一時期話題になったスーパーコンピューター。
物理現象のシミュレーションの精度を上げたり、今まで以上に応用分野を拡大したりすることが期待される。
国の政策としてはこういった技術の推進が重要である一方で、
経済性も無視できない。
社会投資の位置付けで、適正な発展を後押ししていくことが必要。
米国債格下げ 金融システムに懸念 資金調達コスト増も 「安全資産」円買い観測。
中国、米財政運営を非難。 「最大の債権者」軍事費削減迫る
[日本経済新聞,経済面]
コメント:日本の財政も危機的状況ではあると思うが、
まだ日本経済がそれを支えることができていると見られていることと、
欧米財政問題との相対的な関係から、
日本円が避難先として選ばれる流れを止めることは困難だろう。
世界全体の通貨量が拡大している中、各国協調による資金の管理は今後ますます微調整が必要なものになってくる。
ところで、中国は、莫大な貿易黒字により、余剰資金を米国債や日本国債や各国企業の株式等で
運用せざるを得ない。
そういう立場でありながら、「債権者」の立場として米国に軍事費削減を迫るのは、
筋違いな気はする。
アサヒ NZ酒類大手買収へ 優先交渉権獲得 1000億円で全株
[日本経済新聞,企業面]
コメント:アサヒグループホールディングスが、ニュージーランドの酒類大手である
インデペンデント・リカーを買収しようとしているとのニュース。
アサヒやキリンなど、日本のビール会社は、他国市場に次々と手を伸ばしている。
一方で、アサヒが、中国の出資先から撤退せざるを得なかったり、
キリンが、ブラジルの出資候補先の既存株主との間でのトラブルに対処を必要としたりと、
他国への進出が、一筋縄ではいかないものであるという状況も顕在化している。
ちなみに、アサヒは、2011〜12年に最大4000億円を投じて、
2010年に7%だった海外売り上げ比率を、15年までに20%に高めようとしている。
今を読み解く アイドルの現代社会論 法政大学教授 稲増 龍夫
ブームの舞台裏探る AKB48と韓流 ファン目線で分析
[日本経済新聞,読書面]