京王電鉄節電策 2011年夏 準特急一部運休など

2011年06月12日

 京王電鉄は、電力供給不足の懸念を受けて、2011年夏の節電策をまとめ、 報道機関に対して開示した。主な施策は次の通り。

  • 平日正午から15時、高幡不動〜高尾山口 間で、準特急の運転を中止。
  • 平日15時以後、高幡不動〜高尾山口 間の各駅停車を6両編成で運行。平常時は8〜10両で運行している。
  • 駅構内や車内の照明を減光。
  • 早朝出勤する通勤客が増加することを見込み、早朝準特を1本増発。
  • 一方、車内空調の温度を引き上げることはせず、摂氏26度に据え置き。これは、ラッシュ時などの乗客の体調への影響を考慮してのこと。
  •  12時〜15時という電力需要がピークを迎える時間帯において、一部区間で優等列車の運転中止という 大胆な策をとる一方で、乗客に配慮して空調温度を据え置くという、よく工夫された プランであることがうかがえる。

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